「家庭に関する学科等で学ぶ生徒の進学機会の拡大等についての要望書」について（2023.10.27） 　全国の高等学校での家庭科教育の振興を目的とする全国高等学校長協会家庭部会より、10月に全専各連に対して「家庭に関する学科等で学ぶ生徒の進学機会の拡大等についての要望書」が提出されました。 　本要望書では、家庭に関する学科の卒業者のうち、知識・技術を高めるために専修学校へ進学する生徒の割合が高い一方で、経済的な理由により進学を断念する生徒がいることから、進学機会の拡大等に向けた環境整備について改善を求めるものです。以下、２項目が重点事項として要望されています。 ●家庭科技術検定などの家庭に関する学科等で学んだ学習成果に応じて、入学金・授業料等の減免や奨学金制度の充実等、経済的優遇措置の一層の拡充。 ●入学者選抜において、出願資格・条件のひとつに、家庭科技術検定を明記するとともに、その成果や課題研究・学校家庭クラブ活動等の実績を尊重・重視した評価の導入並びに一層の推進。 ここに本要望書および関連資料を掲出いたしますので、専門学校会員校におかれましては、進学機会の拡大等に向けた環境整備など、専門学校に進学する生徒へのご高配を賜りますよう、お願いします。 　・要望書（PDF） 　・補助資料（PDF） 　また、家庭に関する学科においては、知識・技術の習得はもとより、学習の定着をより確実にするため、公益財団法人全国高等学校家庭科教育振興会主催の家庭科技術検定に取り組んでいます。受験生の中には、「三冠王」（被服製作（和、洋服）、食物調理１級合格）や「三冠王」に保育１級合格を加えた「四冠王」を目指す方も多く、令和4年度には58人が「四冠王」に輝いています。詳しくは下記ホームページをご参照ください。 【公益財団法人全国高等学校家庭科教育振興会ホームページ】 　http://www.katei-ed.or.jp/index.html 【全国高等学校家庭クラブ連盟ホームページ】 　https://kateikurabu-renmei.jp/

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