専修学校制度制定40周年事業
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1発刊のご挨拶「専修学校制度制定40年周年記念誌」が刊行されるに当たり、一言お祝いの言葉を申し上げます。専修学校制度は、昭和50年に創設され、今年で40年目を迎えました。その間、専修学校は着実な発展を遂げ、現在では、学校数は約3,200校、在学生数は約66万人に及び、我が国の学校制度の中で重要な役割を担っております。このような専修学校の目覚ましい発展を見ましたのは、専修学校に関係する皆様方の弛まぬ御努力の結果であり、この機会に改めて深く敬意を表する次第です。産業構造の変化や技術革新が進む中、我が国が成長・発展し続けるためには、優秀な職業人の育成が不可欠です。社会の変化に即応した実践的な職業教育を行う中核的機関である専修学校は、産業界をはじめ社会から高く評価されています。文部科学省といたしましても、専修学校の振興に資する施策の推進に努めてまいります。平成26年度からは、専門課程を対象に、教育面における企業等との密接な連携などの要件を満たしたものを文部科学大臣が「職業実践専門課程」として認定する制度が開始されました。さらに、本年4月には、「実践的な職業教育を行う新たな高等教育機関の制度化」について中央教育審議会に諮問し、本年5月より特別部会を設置して検討を進めているところです。職業教育が社会的に大きな注目を集める中、専修学校が果たす役割はますます重要なものとなっております。関係の皆様におかれては、これまでの豊かな経験と実績を生かし、専修学校教育の更なる充実、発展に向けて新たなる一歩を踏み出され、その振興に御尽力いただくようお願いします。結びに、専修学校教育のますますの充実発展を祈念しまして、御挨拶といたします。7月11日は、昭和50年に成立した「学校教育法の一部を改正する法律」が公布された記念すべき日であります。これまでの専修学校の発展にご尽力賜りました文部科学省、各都道府県ならびに専修学校等振興議員連盟の諸先生方等関係各位に敬意を表しますとともに、あらためまして深く感謝申し上げます。専修学校は制度発足以来着実に発展し、平成27年度で学校数3,200校、在学者66万人を擁し、制度制定以来の卒業生は、1,200万人を数えるまでになりました。そのうち専門学校は新規高等学校卒業者の約2割が進学し、大学等卒業者も約2万人が入学すると同時に、グローバルな視点でも、在籍する外国人留学生が約3万人を数える高等教育機関となりました。また、後期中等教育機関としての高等専修学校、生涯学習機関としての一般課程においても大きな社会的役割を果たしております。これらは、専修学校が多様化・高度化する社会の学習ニーズに的確に対応して教育内容の充実に努めて来た結果を示すものでありますし、同時に3年制高等専修学校卒業者に対する「大学入学資格」の付与や、専門学校卒業者に対する「専門士・高度専門士」の称号と「大学への編入学及び大学院への入学資格」の付与、「職業実践専門課程」の文部科学大臣認定制度の創設などの制度改革と、数多くの振興策によるものと言えます。これからも私たち専修学校は、わが国の職業教育を担う学校群として、これまで以上に社会に即した学習の場を全ての人に提供していくことを使命と考え、より一層の教育内容の充実・高度化に努めて参る所存です。制度発足40周年という節目にあたり関係の皆様方に再度御礼申し上げ、ご挨拶といたします。文部科学大臣馳 浩全国専修学校各種学校総連合会会長小林 光俊記念誌の刊行に寄せて「専修学校制度40年のあゆみ」の刊行にあたって発刊のご挨拶

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